こんにちは、いなおです。
「プログラミング言語ってどんなものがあるの?」
「プログラミングを勉強したいけどどの言語を勉強していいかわからない」
なんて思っていませんか?
今回は主要+基礎的なプログラミング言語を10個選んで、それぞれの特徴を簡単にまとめたので紹介します!
初心者にオススメのプログラミング言語も紹介していますので楽しみにしていてください^^
実は、プログラミング言語って全部は紹介できないほど無数にあるんですけど、それぞれ言語によってできることや得意なことが違うんです。
基本的に、あるプログラミング言語で書けることは、他のプログラミング言語でも書けちゃいます。
じゃあなんでもいいのでは・・・?
いえいえ、それぞれプログラミング言語には得意不得意があります。あるプログラミング言語ではサクッと簡単に書ける処理が、別のプログラミング言語では、超難解で複雑な書き方になってしまう、なんてことがザラにあります。
Javaだったらもっと簡単に書けるのに・・・
うおーーC#超ラクじゃん!!
てな具合に僕も実際、言語によって一喜一憂しながらプログラミングしてます(笑)
とまあプログラミング言語にはそれぞれ個性がある、ということをまずは知ってもらいつつ、とっかかりとしては取り敢えずこれだけ知ってれば大丈夫!ってものを10個選びましたので紹介しますね!
1.機械語/マシン語(きかいご/ましんご)
コンピュータが直接理解する唯一のプログラミング言語です。
これの正体は、2進数の数字の羅列です。コンピューターにとっては2進数の数字が母国語とイメージしてください。
他のプログラミング言語って、コンピュータにとっては全部外国語みたいなもんで、そのままだと意味がわからず、「コイツ、ナニイッテンダ?」状態です。なので、どのプログラム言語も必ずどこかのタイミングで機械語に翻訳(コンパイル)しています。
サンプル:00010000 11001101 00110010 00000000 00000001 01110110
大昔の人はこの機械語を使ってプログラミングしていたらしいんですが、ハッキリいってバケモノですね(笑)絶対頭おかしいです(笑)
2.アセンブリ言語(あせんぶりげんご)
機械語(マシン語)を少しだけ人間にも分かりやすくした言語です。
サンプル:mov al, [si]
inc si
or al, al
jz exit
call print_char
jmp next
どこが分かりやすいんだ、全く意味わからん(笑)ほんと昔のプログラマーはいろいろぶっ飛んでます!
3.C言語(しーげんご)
処理が高速で、どんなコンピュータでも大体動作する模様。ゲームやOSの記述まで使われている言わば万能言語。でも、結構古い言語なので複雑なプログラムは苦手で他のC++に比べるとイマイチな部分も。
サンプル:int a, b;
// aとbを足し算して表示する
printf("a + b = %d\n", a+b);
だんだんプログラム言語ぽくなってきたけど、C言語って個人的にはまだまだ機械ぽいイメージ。ポインタとかポインタとかポインタとか。学校で習うプログラム言語ってC言語が多いのかな。
4.C++(しーぷらすぷらす)
C言語をベースにオブジェクト指向などを取り入れて拡張させたプログラミング言語。よく「しーぷら」とか「しーぷらぷら」と言われてる。イメージとしてはC言語のパワーアップ版。C言語とも互換性があって、C言語単体と比べると再利用性も高く効率的に開発できてかなり強力!
Windows向けアプリやゲームソフトなどの多くはC++で書かれている。
サンプル:unsigned long value = 1234;
std::string str(std::bitset<32>(value).to_string<char, std::char_traits<char>, std::allocator<char> >());
return 0;
うん、ぱっと見ても分からん(笑)個人的にC++は習得難易度が高くて上級者向けなイメージだな。
5.C#(しーしゃーぷ)
マイクロソフトがC++をもとに欠点を改良した言語。かなり書きやすくて保守もしやすい。ただし、使える環境が限定されるという縛りアリ。
最近はゲームプログラミングにも使われるようになってきた一方で、.NETというフレームワークと組み合わせて、様々なWebサービスやWebシステムの作成にも使われている。
サンプル:string str = "123456789";
int num = int.Parse(str);
// 文字列を数値に変換して表示する
Console.WriteLine(num);
個人的には好きな言語の一つです。.NETフレームワークがかなり強力で、Webシステムの作成が超楽チンなのでお気に入り。初心者向けかも。環境は選ぶけど・・・
6.Java(じゃば)
C#と同じくらい書きやすくて保守もしやすく、世界的にみてもよく使われているプログラム言語です。なんといっても「OSに依存しない」というのが強力。動作環境を選ばないということは、WindowsだろうがMacOSだろうがLinuxだろうが関係なくどこでも動作するってことです。このおかげで世界的にも人気があるんだと思います。
ちなみに、スマホなどのAndoroidの中身はJavaです。なのでJavaを覚えれば、Androidアプリが作れちゃいます!
サンプル:public static void main(String[] args) {
Calendar cal = Calendar.getInstance();
// 今日の日付を表示する
System.out.println(cal);
}
僕が一番最初に覚えたプログラム言語で、一番得意としています。今の時代、便利なライブラリやフレームワークがいっぱいあって、基本さえ覚えてしまえば簡単にWebシステムが作れちゃいます。ただし、独学だとクラスパスとかコンパイルでハマる可能性アリ。プログラムは正しく書けててても環境設定などでうまく動かない、なんてこともあって、ここでハマると挫折しちゃうかも・・・
7.Ruby(るびー)
日本人のまつもとひろゆき氏が開発したオブジェクト指向スクリプト言語です。フレームワーク「Ruby on Rails」で大ブレイク!
C#やJavaなどのコンパイラ言語は、プログラムを実行するためにコンパイルという機械語への翻訳作業が必要ですが、スクリプト言語はコンパイルが不要で、そのまま実行することができます。お手軽ですね!
ちなみに、Rubyの名前の由来は、宝石の「ルビー」から来ている模様。まつもとひろゆき氏の当時の同僚が7月生まれで、誕生石がルビーだったから。
サンプル:x = 5
y = 10
puts x + y # 足し算
puts x - y # 引き算
puts x * y # かけ算
puts x / y # わり算
今一番注目している言語で、僕もこれから勉強しようと考えています(遅・・。スクリプト言語なので、初心者には超オススメだと思います!「Ruby on Rails」というフレームワークを使うと、WebサイトやWebシステムが簡単に開発できるみたいなので、とりあえずRubyを勉強すればWeb系の仕事ができそうです!
8.PHP(ぴーえいちぴー)
Webサービス記述専用スクリプト言語。HTMLに埋め込むことができるので、Web開発でよく使われる言語です。有名なのはFacebookですね。
Javascriptというスクリプト言語もよくHTMLに埋め込むことができてWeb開発でよく使われますが、PHPと大きく違うのは「どこでプログラムが実行されるか」です。
Javascriptはクライアントサイド(ブラウザ)で実行されるのに対し、PHPはサーバーサイドで実行されます。サーバーサイドで実行されるので、データベースと連携したWebサイトを作成することが出来ます。
サンプル:<?php
$message = "PHPを始めるぞ!";
echo $message;
個人的には、お手軽な分プログラマーの力量次第で神にもクソにも化けるイメージです。HTMLに埋め込めて初心者でもお手軽に書けるのですが、何も考えずに書いちゃうと、ゴチャゴチャしてとてもじゃないけどメンテナンスできないコードになっちゃいます・・・
9.HTML/CSS(えいちてぃーえむえる/しーえすえす)
ハイパーテキストマークアップ言語(Hyper Text Markup Language)の略です。Webページの記述に使われます。WebブラウザはHTMLで書かれたページしか解釈しないので、WebサイトやWebシステムで画面を作るときには絶対にHTMLで書かなければいけない、ってことです。
またCSSは、カスケーディングスタイルシート(Cascading Style Sheet)の略で、よく「すたいるしーと」と呼ばれています。Webページの見た目を決める役割があり、HTMLの一部として使われる言語です。Webページをカッコよくするのもダサくするのも、このCSSにかかっていると思ってOK。
サンプル:
HTML<html>
<div>
<h2>HTMLはWebページの記述に使われる</h2>
</div>
</html>
CSSh2 {
color: #fff;
font-size: 1.9rem;
text-align: center;
display: table-cell;
vertical-align: middle;
}
HTML/CSSは聞いたことはあるんじゃないでしょうか?WebサイトやWebシステムを作るときには必須となるプログラミング言語です。基本は簡単なので初心者でもとっかかりやすいと思います。
実際、僕が研修でHTMLを学習したときは余裕でした(笑)
10.Javascript(じゃばすくりぷと)
Javaと同時期に開発されたWebブラウザ用スクリプト言語です。Javaと名前が似ているけど言語としては全くの別物です。
PHPもスクリプト言語ですが、PHPがサーバーサイドで動くプログラムに対して、Javascriptはクライアントサイド(ブラウザ上)で動くプログラムです。また、PHPと同じくHTMLに埋め込んで書くことができます。
最近は、サーバーサイドの処理を実行するようなJavascriptも書けたりして実は奥が深い言語ですが、初心者のうちは基本的にはクライアントサイドで動くプログラムと思っていてOKです。
サンプル:<script>
alert("Javascriptは奥が深い!");
</script>
JavascriptはWebサイトやWebシステムを作るにあたって必須と言えるほど重要なプログラム言語です。とはいえ、これを最初に集中的に勉強するってよりは、最初はJavaやRubyの基本を勉強しながら、いざWebサイトやWebシステムの課題に入ったときに、ついでにHTML/CSSやJavascriptも勉強するって進め方がいいと思います。
Javascriptをマスターすれば、画面の細かいギミックなどを表現できるようになるので、一気に出来ることの幅が広がってクオリティの高いカッコいいWebサイトやWebシステムが作れるようになりますよ!
まとめ
はい、では今回紹介したプログラミング言語をまとめるとこんな感じです。
- 1.機械語/マシン語(きかいご/ましんご)
- 2.アセンブリ言語(あせんぶりげんご)
- 3.C言語(しーげんご)
- 4.C++(しーぷらすぷらす)
- 5.C#(しーしゃーぷ)
- 6.Java(じゃば)
- 7.Ruby(るびー)
- 8.PHP(ぴーえいちぴー)
- 9.HTML/CSS(えいちてぃーえむえる/しーえすえす)
- 10.Javascript(じゃばすくりぷと)
とりあえずこれらの名前を知っているだけでも1歩進んだことになります^^
是非あなたのプログラミング学習に役立ててみてください。
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