こんにちは。いなおです。
楽(ラク)するプログラマー@元ギタリストです。
プログラミングとは、そもそも仕事の仕組みを自動化(システム化)したり、生活をもっと便利にするためにWebサービスやアプリを作ったり、人を楽(ラク)させるための行為だと思います。
そんな、人を楽(ラク)させるための行為を職業とするプログラマー。素敵やん?
そのかわりというか、たいていのプログラマーはそれなりに苦労していますが、僕の場合は少し違いまして、なにせ苦労するのが大嫌いなので自分も楽(ラク)しつつ、人にも楽(ラク)させております。
さて、
今回この記事では、あなたにとって役立つ魔法のスキルを1つ伝授します。
その魔法のスキルとは「Grep検索」です。普段は略して「Grep」と言うこともあります。
Grepを身につけるとこのようになります。
(1) あのメモどこに保存したっけ?









(2) 特定ワードで影響調査










(3) マーキングしておいて後で検索







いかがですか?
なにやらGrepを使うと様々なシーンで楽(ラク)できそうな予感がしますね。
実際、僕は仕事で使いまくって楽(ラク)してます。正直これが無いともう生きていけないです^^;
それでは、Grep検索の具体的なやり方を説明していきます。
Grepとは
まず、Grepとはどういうものかを説明します。
○Grepとは
元々はUNIXコマンドが由来だそうです。複数のファイルを対象として一括で検索することができるコマンドです。
別にここではUNIXのコマンドを説明するつもりはありません。
今回ご紹介するのは、サクラエディタを使ったGrep検索です。
○サクラエディタのGrep検索とは
複数ファイルが格納されているフォルダを指定し、配下のファイル全てから該当箇所を検索し、検索結果にヒットした全ての行をテキスト表示することができます。
さらにその検索結果からテキスト表示された行をクリックすると、該当するファイルが自動的に開いて該当箇所にジャンプすることが出来ます。
これはマジで神機能!絶対にマスターするべし!
Grep検索手順
まずはサクラエディタをインストールしましょう。
ダウンロードしたexeファイルを実行するとインストールが始まります。
インストール時は、あなたの好みに合わせたオプションを選んでいけばOKです。よく分からない場合は何も変更せずにデフォルトのまま「次へ」ボタンをクリックしていっても特に問題ありませんのでお気軽にどうぞ。
インストールできたら早速サクラエディタを起動しましょう。スタートメニューから起動できます。

起動するとこんな感じです。
「上部メニュー > 検索 > Grep(G)」を選択する。
※ショートカットキー「Ctrl + G」でもOK。こちらで慣れておくと便利ですよ^^

「Grep条件入力」が表示されました。ここに検索条件を指定していきます。
こんな感じです。
今回指定した条件には↓のような意味があります。
条件 :test
「test」というキーワードで検索します。ファイル:*.java
ファイル拡張子が「java」であるファイルに限定して検索します。フォルダ:E:\sample_demo
このフォルダ配下のファイルを対象に検索します。
Grep結果はこうなります。
検索にHitした全てのファイルの該当する行がずらーと並んで表示されています。
また、指定したキーワードが登場する箇所が黄色くハイライトされていて見やすいですね。
ここをクリックしてみます。
クリックした箇所に該当するファイルが開きます。便利ですね!
おわりに
今回はサクラエディタを使ったGrep検索をご紹介しました。
これであなたも少し楽(ラク)出来るようになればいいのですが^^;
Grep検索を使いこなせると間違いなく魔法のスキルとなりますので、明日からじゃんじゃん楽(ラク)しまくってください!