こんにちは。いなおです。
「2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化」
これご存知ですか?
2018年に国(文部科学省や経済産業省など)が発表していたようです。
僕はプログラマーのくせに全然知らなくって「うお、マジか!」って感じです。
で、すげー気になったので、自分なりに色々と調べてみました。
すると、「えっそうなん?」「いよいよきたか!」といった情報がいっぱいあって、現役プログラマーやこれからプログラマーを目指す人にとっては明るい未来が見えてきました。
また、結構面白い情報もいっぱいあったので、今回は僕が調べた内容をまとめてシェアしたいと思います。
もしあなたが転職や就職で職業に悩んでいるなら、職業選びの参考にもなりますので目を通しておいてください。
2030年には78.9万人が不足?!

まずはこの画像を見てください。
元ネタ:
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(経済産業省)
これ、経済産業省が2018年にIT人材の動向をまとめた図なんですけど、日本は将来的にIT人材の不足化がやばいよね・・・って話です。
現在(2018年当時)で17.1万人不足
ってすでに全然足りてないやん(笑)
2020年で36.9万人不足
2030年で78.9万人不足
えっ、不足人口増えすぎやろ(笑)
少子化問題で日本の人口は減っていく、一方でIT化がますます進んでIT人材の需要は増えていく、だから爆発的にIT人材が不足する。ありゃりゃ・・・
もう今の時代、どの業種だろうがITとの関わり無しではやっていけない時代ですもんね。今後はますますインターネットを活用したビジネスが活発化していくでしょうし。
ちなみに、静岡県浜松市の人口が79.4万人だそうです。東京ドーム(5.5万人収容可)で言うと14個分。
(よく例えで東京ドーム何個分とか使われるけど全然想像できないのは僕だけでしょうか・・・)
まーそんな調査結果が出たもんだから、国としてもなんとか手を打たないといけない状況になってきたわけです。
2020年からプログラミングが必修科目に

はい、ということで国としても事態を深刻に捉え、いよいよ動いたわけです。
- 小学校でプログラミング教育を必修化
- 小・中・高等学校を通じてプログラミング教育を充実
うおーマジかー?!って感じです。
実施時期については
- 小学校 :2020年度〜
- 中学校 :2021年度〜
- 高等学校:2022年度〜
えっ?!もう言うてる間にスグ始まるやん!
元ネタ:
小学校プログラミングの必修化に向けて(文部科学省)
しかし、アメリカやイギリス、中国といった他の国ではとっくに取り組んでいて、日本はだいぶ遅れをとっている状況です。
いやいや、遅すぎるよね・・・
動き出すのおせーよ!

はい、また経済産業省から引っ張ってきた資料の一部をペタり。
元ネタ:
EdTechの現状と課題についての調査報告(経済産業省)
これを見てもわかるように日本は他の国に比べて5〜6年も遅れをとっています。
マジで遅すぎ・・・今の時代で5年遅れるって致命傷な気がするけど・・・
とはいえ、実はプログラマーにとっては明るい未来が見えたりも。理由は後述します。
アメリカ優遇されすぎ(笑)

各国におけるIT人材の役職分布
元ネタ:
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(経済産業省)
日本は一般社員クラスが約半分(47.2%)を占めていて、他国に比べて圧倒的に多いです。アメリカだと13.4%。
課長クラス以上で見ると、日本は27.6%に対して、アメリカは73.6%でなんと7割以上が課長以上。
アメリカIT人材優遇されすぎ(笑)
いやでもIT人材ってほんとはそれぐらい評価されるべきなんだよな・・・IT活用するだけでどんなけ業務効率化できると思ってるんだって話。IT活用で効率10倍〜100倍UPなんてザラな世界だからねーほんとに。
まーでも裏を返せば、日本は5〜6年遅れてアメリカの真似をする傾向にあるので、日本でもいよいよIT人材が優遇される時代に突入したってことだと思います。
もちろん役職が上がれば年収も上がるわけで。プログラマーの未来は明るいカモ。
各国のIT人材の年収

各国におけるIT人材の年収分布
元ネタ:
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(経済産業省)
日本は年収500万円前後に集中してて、アメリカは年収1000万円〜2000万円に広く分布しています。
先程の役職の分布がそのまま年収に反映されている感じですね。
アメリカを真似して日本もようやく5年遅れでIT人材に力を入れだしたところなので、将来的にはプログラマーの年収もアメリカのように上がっていく事が予想されます。
これからの日本では、ますますIT人材の重要性に気づき始めるでしょうから、おのずと報酬が上がるのは自然の流れだと思います。
いまのうちにプログラミングスキルを身につけないと大損するハメに

国がようやく本腰入れてIT人材の教育に乗り出しました。
個人的に、ある程度のプログラミングスキルは必須かなと思います。プログラマー以外を目指すとしてもです。
IT人材と言っても色々な職業がありますが、ITの原点はプログムです。プログラミングのスキルが多少なりともないと、まず話ができないですからね。話ができないと仕事になりませんし。
逆に言うと、プログラミングのスキルを身につけておけば、プログラマーはもちろん、他のIT関連の職業ならなんでも目指せますし、実際、将来的にはIT人材不足がますます加速するので、ぶっちゃけ仕事は選び放題になると思います。
仕事が選び放題ってことは、まず転職に困ることはないでしょうし、あなた好みの仕事内容で選んでやりがいを感じるのもいいでしょうし、より年収が高い仕事を選んで老後に備えてもいいでしょうし、フリーランスになって週3日だけ働きあとは家族とゆったり過ごしたり、趣味の時間をたっぷり確保するのもアリでしょうし、このようにあなたの人生をあなたが設計できるようになります。
しかも、一度身につけたスキル、これは強いです。一生使えるので、継続して転職も自由に出来ますし、最初は企業で働いて、あなたの好きなタイミングでフリーランスの道も狙えるでしょう。一度スキルを身につけると自分の人生を自由に決められる状態がずっと続くので、いつでもそのときあなたが思う好きな人生に切り替えることができます。
さらにさらに、これからIT人材不足となる未来が待っているため、プログラミングスキルを持っているだけで、どこの企業からも優遇・重宝されて取り合いになるでしょうね。
そうなれば、ますます仕事が選びたい放題の状態になって、まず仕事で困ることは無くなるでしょうね!
うーんやっぱり未来は明るいですね!
今のうちにプログラミングスキルを身につけておけば、という条件付きですが^^;
逆に、今のうちにプログラミングスキルを身につけなければ、結構厳しい未来が待っている可能性が高いです。
これからますますIT化が進むにつれて、どんな仕事するにもITが関わってくるようになるので、プログラミングスキルが無い人は圧倒的に不利な状況になっていく、ってことです。
いや、これは想像するとかなりキツい・・・
医者や弁護士など、業界に特化した専門スキルを持ってるなら別かもしれませんが、そうでない普通の営業職や事務職なんかだとジリ貧になるでしょうね。運良く企業に入れたとしても、いざというときに納得できる条件での転職はまず出来ないでしょう。
うーん、格差社会ってやつか・・・
まーとにかく、もしあなたが転職や就職を考えているのなら、今のうちにプログラミングスキルを身につけておくことを強くオススメします!
企業に選んでもらう側から、あなたが企業を選ぶ側、に逆転できます。より条件のよい仕事をあなたが選べる立場になれます。
この状態になれば人生イージーモードですね(笑)
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