超見積もり術【あなた見積もり出来てますか?】

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こんにちは。いなお(@inadummy)です。
楽(ラク)するプログラマー@元ギタリストです。


僕の職業であるプログラマーとは、そもそも仕事の仕組みを自動化(システム化)したり、生活をもっと便利にするためのWebサービスやアプリを作ったり、人を楽(ラク)させるためにガチャガチャと頑張ってプログラミングする人のことを言います。

そんな、人を楽(ラク)させるために頑張っているプログラマーですが、自分自身はどうかというと、たいていのプログラマーはそれなりに苦労してたりします。

でも僕は苦労するのは嫌なので、とにかく楽(ラク)することに全力を注いで生きています。

その甲斐あって仕事でも役立つスキルがたくさん身につきました。どういうことかと言うと『楽(ラク)する=効率化』とも言えるからです。

そんな風に知らず知らずのうちに身につけたスキルを、何を思ったかあなたにシェアしようと思います。


さて、
今回の記事では『見積もり』をテーマにシェアします。

社会人になって新人の頃など、先輩や上司に「ちゃんと自分の作業時間を見積もって計画的に仕事しろ」なんて言われたりして、うまく見積もり出来ずに苦労した・・・なんて経験ありませんか?

まあ新人でないにしても、仕事をしていく上では見積もりが必要となるシーンはよくありますよね。そんなとき、あなたはうまく見積もり出来ていますか?


ぶっちゃけ、あなたは見積もりに苦手意識を持っていませんか?


もし苦手意識を持っていたとしても、それは仕方のないことです。なぜなら・・・

実は、見積もりには大きく2種類の方法があって「人が苦手とする方法」と「人が得意とする方法」の2つに分かれます。

ところが、
たいていの人は「人が苦手とする方法」で見積もりしちゃうんです。そりゃあ苦手意識を持っても仕方ありませんよね・・・。

とうことで、
そんな見積もりが苦手なあなたのために、今から見積もりの極意を伝授します。いやいや見積もりは超得意!という場合はそっと画面を閉じてください。

ではまず「人が苦手とする方法」と「人が得意とする方法」の違いを身をもって体験するところから始めていきます。


準備はいいですか?それでは始めてみましょう。

まずは2種類の見積もりを体験してみよう

まずはこちらの画像をご覧ください。

突然ですが、
このビルの高さが分かりますか?見積もってみてください。



大丈夫です。僕にも全く分かりませんwww

この見積もりが「人が苦手とする方法」です。

これを『絶対見積もり』と言います。



続いてこうするとどうでしょう?

少し情報を追加してみました。

隣のビルの高さは『1』です。単位は特にありません。ただの『1』と考えてください。

この隣のビルが『1』だとすると、真ん中のビルの高さはいくつでしょうか?

そんなに深く考えなくてOKです。

だいたい隣のビルの倍くらいの高さに見えますよね。とすると・・・



答えはこうです。

はい、真ん中のビルの高さは『2』です。

この見積もりが「人が得意とする方法」です。

人は、何かと比べたときに「大きい」「小さい」の判断は瞬時に出来るものです。今回の例だと、2倍くらい大きい、ということまで見れば普通に分かりますよね。


これを『相対見積もり』といいます。

『絶対見積もり』と『相対見積もり』


見積もりには2種類の方法があります。

『絶対見積もり』『相対見積もり』です。

先ほど、最初は何の情報も無しに真ん中のビルの高さを見積もろうとしましたが、これが『絶対見積もり』です。

次に、隣のビルの高さ『1』という情報が追加されました。すると、隣のビルの高さを基準に、それと比べてどれくらいか?という見方が出来るようになりました。これが『相対見積もり』です。

体験して分かるように、人というのは絶対見積もりが苦手です。でも、何か基準となるものがある相対見積もりならなんとなく分かります。

だいたい2倍くらいだなあ、とか、3分の1くらいだなあ、というのが分かれば見積もり出来たも同然です。

ただし、最低でも基準が1つ必要です。基準が無いと比較できないですからね。逆に、基準が複数あると見積もりの精度が上がっていきます。

というのも、実は、基準に対して必ずしも ○倍とか ○分の1 という見方をする必要はなく、基準より「大きいか」「小さいか」さえ分かればOKだったりします。

仮にあなたが『1』『3』『5』の基準を持っているとします。

すると、まずは見積もり対象のモノが『3』より大きいか?小さいか?を見ればOKです。

もし『3』より小さければ、次は『1』より大きいか?小さいか?を見ればOKです。同じくらいなら、見積もりは『3』となります。

逆に『3』より大きければ、次は『5』より大きいか?小さいか?という風に、基準が多ければ多いほど見積もり精度は上がります。

また、見積もりするときの基準のことを「ものさし」と言ったりしますが、出来るだけ多くの「ものさし」を持つよう普段から「この作業にはどれくらい時間がかかったか?」などを意識して、あなたの「ものさし」としてストックしておくといいと思います。

その「ものさし」を使って、Aよりは大きいけど、Bよりは小さいな、という風に、あなたの持っている「ものさし」と比べて「大きい」「小さい」を判断すれば見積もりもうまくいくはずです。


人は何かと比較して「大きい」「小さい」の判断は瞬時に出来るものです。

おわりに


いかがでしたか?


『絶対見積もり』はハッキリいって無理ゲーなのに、現実ではたいていの人は無理ゲーに挑戦しています。

そんなわざわざ苦労するような事はやめて、『相対見積もり』でもっと楽(ラク)に仕事していきましょう^^


ではでは。


コメント

  1. TV より:

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