会議中にイケメン部長が放った魔法のセリフ【社会人は心に刻んどけ!】

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こんにちは。いなおです。

 

「今日の100%は明日の96%」

ある日の会議にて、草刈正雄似のイケメン部長がこんなセリフを放っていました。

そしてこのセリフは僕の心にグサッと突き刺さり「おぉぉ、なるほどなー」と強く関心しちゃいました。僕が普段から頭の中でおぼろげながら思っていたことをうまく言語化しているセリフでした。

 

このセリフの意味はこうです。

「現時点では完璧と思えるアイデアでも、時間を置いて考えてみると、まだまだ改善の余地があって、もっと良いアイデアに気づくもの」

その会議にはテーマがあったのですが、いつも意見がなかなか纏まらず、すでに2〜3回も同じテーマで会議が開かれており、この日もいつも通り意見は纏まらず膠着状態が続いていました。

すでに1時間以上が経過していたそのとき、その草刈正雄似のイケメン部長がこのセリフを放つことで、まるでそのセリフが会議を動かす起動スイッチだったかのように、この会議はそれまでの膠着状態からいよいよ解き放たれ、目的に向かって勢いよく動き出しました。

 

そのイケメン部長はこの魔法のセリフたった一言で皆にこう伝えたのです。

「いま焦ってこの会議内で100% の完成形を求めなくてもいいじゃない、進めていく中で微調整を行っていけば良い、70% の状態からでもとにかくスタートさせましょう」

いつから何故そうなったのか分かりませんが、気づいた頃にはいつの間にか皆が答えのない完璧なゴールを追い求めている中で、このたった一言の魔法のセリフは見事に全員を救いました。やっとこの不毛な会議から解放されると。

いやー、仕事していると、答えの無いゴールを求めてるときってよくありますよね。本当は答えが無いわけではないのですが、その時点では答えに辿り着けない、って状況はよくあると思います。まだ十分な情報が揃っていないとか、他のプロセスが完了しないと判断できない、とか。

そのような状況で完璧なゴールを目指しても、いつまで経ってもゴールに辿り着くことは無いでしょう。だったら最初から完璧なゴールを求めずに、とりあえずゴールがあるっぽい方向に進んで行きましょう、進んでいけば少しずつゴールが見えてくるから軌道修正しながらどんどん進みましょう、という考え方ですね。

この考え方を持っている人と持っていない人では、仕事の成果に数倍・数十倍の差が生まれると思います。

考え悩むより行動するべし


そういえば、Facebook 創業者のマーク・ザッカーバーグ も同じようなことを言っていますね。


「”Done is better than perfect” (完璧な製品を作るよりも早く仕上げろ)」


さすがスゴイ人は言うことが違いますね。

実際問題、ぶっつけ本番1発で100%完璧なものをつくるのって
限りなく不可能に近いんじゃないでしょうか。


大抵の場合、0%~70% までに費やす時間と比べると 70%~100% までの方が何倍も何十倍もの時間が必要になることが多いですよね。。。


つまり、

何か作業するときは、とりあえず 60%~70% くらいを目処に一度アウトプットすればよいと考えます。ぶっちゃけ 30%〜50% でもいいくらいです。


例えば、何かの資料作成であれば、目次を並べたレベルの大枠が出来ていればまずはOKで、プログラム作成であれば、中身はスカスカでもとりあえず動くもの、が出来ていればOKだと思います。

あとでブラッシュアップすればいい


仕事の場合は特にそうなんですが、早めのアウトプットにはかなりのメリットがあります。


上司への提出が早ければ早いほど、それだけ早い段階でレビューしてもらう事になるため、もし方向性が間違っていても早めに方向転換できます。反対に、時間をかけて100% まで作り込んだものを提出したあとで方向性が間違っていたとしたら・・・

てな感じで、早めのアウトプットはそれだけ早い段階での軌道修正が可能となります。


早い段階で軌道修正しつつ、細かいところはどんどんブラッシュアップしていけばよいです。


「今日の100%は明日の96%」


この精神で作業すればOK。

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