未経験で受けたプログラミング研修のはなし【その1】

未分類

こんにちは。いなおです。

僕が知識ほぼゼロの未経験からシステム開発会社へ入社しプログラマーへ転身したときに、こんなプログラミング研修を受けたよ〜というお話をします。

知識ほぼゼロまったくの未経験から3ヶ月の研修でプログラマーとして仕事ができるようになったので、これからプログラマーを目指す人にとっては何かしら参考になる部分はあると思います。

それでは早速いきましょー。

まえおき

とその前に、ひとつ前置きしておきます。

ひとくちにプログラマーといっても様々なタイプがあります。

  • Webデザイナー・Web制作
  • Webサービス・アプリ開発
  • 企業向けシステム開発
  • 組込系システム開発

ざっくりこんな感じです。

この中でいうと、僕はWebサービス・アプリ開発と企業向けシステム開発をメインとしたプログラマーです。

なので、Webデザイナー・Web制作でフリーランスを目指す人や組込系技術者を目指す人にはあまり参考にならないかもですがご了承ください。

逆に言うと、就職・転職してWebサービス・アプリ開発や企業向けシステム開発で頑張っていきたい!という人にとっては、何から勉強すればいいのかヒントが得られるでしょう。

※書いてみると思ったより長編になったので、数回にわけてお伝えします^^;

全部でこんな研修しました!

入社してから3ヶ月で受けた研修内容をまとめてみます。

  • 社会人としてのマナー
  • セキュリティ教育
  • Java言語とは
  • Java学習 基礎編
  • Java学習 応用編
  • HTML学習
  • Javascript学習
  • SQL学習
  • Webシステムとは
  • Webシステム開発 入門編
  • Webシステム開発 実践編

研修では研修テキストなるものが配布され、基本的には自分でテキストを読み進めていくスタイルでした。

また、研修のラスト「Webシステム開発 実践編」では「自分でWebシステムを1からつくって完成させる」という課題があり、それに向けて段階的に学習していきました。

周りには社内でシステム開発している先輩社員がいるので、分からないことがあれば先輩社員にいつでも質問できる環境。そんな感じでした。

自分の場合、研修中はインターネットに繋がらない環境だったので、Google先生に頼ることは出来ず、研修テキストをベースに、分からないところは先輩社員に質問したり、参考書を見たりしながら学習しました。

大抵は先輩社員に質問したり、参考書を見ることで疑問は解決しましたが(今になって思えば、解決した気になっていただけで理解はしていませんでした。。。)、それでも分からないことは、家に帰ってGoogle先生に頼ることもありました。

それでは、研修内容についてそれぞれ解説していきます。

社会人としてのマナー

入社初日で社会人としてのマナーとセキュリティ教育を叩き込まれました。

社会人としてのマナー教育はプログラマーとは関係のないところで、一般的な社会人としての心構え的な内容ですね。挨拶しよう!とか報告・連絡・相談をきっちりしましょう!とか社会人には定番?のアレです。

セキュリティ教育

IT業界に関わるひとは避けて通れないところです。もちろんプログラマーも例外ではありません。

  • 機密情報の守秘義務
  • メール誤送信
  • ファイル共有ソフトの使用禁止
  • データベースの取扱い
  • (作業現場への)入館証の取扱い

などなど、情報漏洩に関する内容をメインにセキュリティに対する意識を一般人レベルからプロレベルへと教育されました。

IT業界で働くならこれホント大事です。ひとつの事件をキッカケに損害賠償問題にまで発展するケースもあります。最悪、会社が倒れたり、人生終わったりする可能性もあったり。。。

と、こう書くとそんなリスク冒してまでプログラマーになりたくねー!と思いますよね(笑)大丈夫です。ルールを守って普通にしてればなんの心配もありません。上の例はあくまで悪意を持って情報漏洩を行った場合などです。

研修内容① Java言語とは

研修の最終目標が「JavaでWebシステムを完成させる」なので、まずはJava言語とはどういったプログラム言語なのかってところを勉強しました。

教材としては読み物ですね。このへんは適当に「Java言語とは」でググってみて、斜め読みしておけば十分です。

最初からすべてを理解する必要はまったく無い!

ここでひとつ、プログラマー歴10年以上の先輩としてアドバイスすると、最初から内容をすべて理解する必要はまったくもってありません。

実際、自分も研修を終えて半年くらい経ってから、「あーそういうことか!」と頭の中で情報が繋がっていく感じだったので、最初から全部理解しようとしなくていいです。

最初は何も理解していない状態で、とりあえずテキスト通りにプログラム書いてみたら動いた。の繰り返しでした。コピペの世界。

まずはよく分からない「点の情報」として頭の片隅においておく程度でOKです。プログラミングを続けていくと、よく分からない「点の情報」がどんどん貯まっていきます。

そうして、よく分からない「点の情報」がある程度貯まってきたら、ある日それが爆発的に繋がって線となります。このときあなたは劇的にスキルアップを果たします。僕がそうでした。

なので、最初は分からないことだらけだと思いますが、諦めずに続けることが大事です。ある日、自分の中ですべて繋がります。個人差はあると思いますが、自分の場合は半年・3年目・6年目・10年目くらいにその経験を味わいました。

研修内容② Java学習 基礎編

ここでは、Javaの基礎を学びました。

  • Javaの実行手順(ソースコード作成、コンパイル、実行)
  • Javaの基本構文(演算子、条件演算子、制御文、型、など)

テキストファイルにソースコードを書いて、コマンドプロンプトでコンパイル>実行する、といった学習でした。

まーなんせプログラミングなんてやったことなかったので、真っ黒な画面で文字だけ、という自分にとっては異世界を味わうことになりました。

でもなんか自分が書いたコード(といっても自分はほとんどコピペでしたが。。。)が真っ黒な画面で動くのを見ていると、それだけで、「オレ今、めっちゃプログラマーっぽいー!!」感があったので楽しかった^^

研修内容③ Java学習 応用編

ここでは、基礎編で学んだ内容をベースにもっと踏み込んだ内容を学習しました。

  • クラス
  • メソッド
  • 継承
  • インタフェース

このあたりのJavaの核となる部分を学習しつつ、ポイントポイント毎に出題される研修テキストの課題をこなしていました。

ここでグッと内容が濃くなったので、かるく絶望を味わいつつも得意のコピペで乗り切りました。

例えば、シングルトンの問題とか、カレンダーを表示するプログラム作成課題とか、当時の自分にとっては無理ゲーでした。運良く周りには自分と同日入社の研修生が4人ほどいたので、よくカンニングさせてもらっていました^^;

とくに「継承」とか「インタフェース」とかマジで意味わからんかった。これちゃんと理解して使えるようになったのって、5〜6年経った頃じゃないかな。。。割とマジで。

つまり、100%すべてを理解していなくても仕事は出来ちゃう、ってことです。さすがに30%〜40%くらいの理解(雰囲気は分かる程度)は必要だと思うけど(笑)

そしてJava言語の学習は一旦ここで完了でした。ここまでで約2週間といったところです。まだまだ仕事できるレベルにはほど遠い状態。

今回はここまで

どうです?とりあえず、完全に理解しなくてもなんとかなる!ってところを知ってもらえればいいかなーと思います。

大事なのは継続して繰り返し学習することです。まったく知識ゼロの未経験から始めた僕でも、新たな問題が出るたびに基礎の復習をしながら繰り返し学習することで、3ヶ月経ったころにはプロジェクトメンバーとして活躍するまでに成長できました!(まーぶっちゃけこの時点でもまだ全然理解してなかったですけど^^;)

僕はいたって凡人(むしろ研修中は落ちこぼれ組でした)だけど、無事プログラマーになれました。

継続して正しく学習すれば、あなたも必ずプログラマーになれるはずです。難しそうという理由で躊躇しているのだとすれば、少しだけ勇気を出してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

その少しの勇気で人生変えることができるかもしれませんよ?



ということで、次回は「研修内容④ HTML学習」から続きを書いていきます!

それではまたお会いしましょう^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました