ざっくりIT業界ってどんなところ?

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「IT業界に興味はあるけれど、いまいちイメージがわかない・・・」
「どんなことをするのか分からなくて不安だ・・・」
「IT業界って結局どんなところなの?」

そんなあなたの疑問や不安をすべて解消します。

未経験から始めてIT業界のプロとなった筆者の体験をもとに、知識ゼロでもスムーズに理解できるよう優しく丁寧に分かりやすくお伝えしますね。筆者のプロフィール

もしあなたがIT業界にすこしでも興味を持っていたり、転職や就職を考えているなら、ひととおり目を通しておくことを強くオススメします。

IT業界ってどんなことをしているの?

大きく分けると4つあります。

その前に・・・他の転職サイトやブログなどを見ていると、IT業界について説明するだけでいきなり専門用語のオンパレードで「これじゃあ未経験の頃の自分が見たらまったくイメージできないなあ」と感じました。おそらく記事を書いた人たちはあまりIT業界の経験が豊富ではないのでしょう。自分がしっかりと経験したり現場で見てきたことであれば、専門用語をつかわずとも知識ゼロの人にもわかるよう優しく丁寧な言葉で伝えることが出来るはずだからです。

このブログでは、筆者が経験したり見てきたことを出来るだけ専門用語を使わずに、あなたが知識ゼロだとしてもしっかりイメージできるよう優しく丁寧な言葉で分かりやすくお伝えするので安心してくださいね^^

  1. 自社が販売(もしくは無料で提供)するシステムをつくる

    これはイメージしやすいですね。

    例えば、マイクロソフトがWindowsを作っていたり、フェイスブックがFacebookを作っていたり、最近だとガンホーやコロプラなどがスマホゲームをつくっていたりしますね。

    システムというのは、ここではWindowsやFacebook、スマホゲームなどのアプリやWebサービス全般のことを言っています。

    イメージしやすいように超有名企業を例に挙げましたが、他にも同じように自社でシステムをつくっている企業は日本にも数多く存在しています。

  2. 他の企業が使用したり販売したりするシステムをつくる

    ちょっとイメージしづらいかもしれませんが、実はこれが一番多いパターンです。なので、確実に理解していただくために、少しながくなりますが分かりやすく説明していきます。

    ある意味タイトルそのままなのですが、
    「他の企業が業務で使用したり、自社製品として販売したりするシステムを、その企業や個人に代わってつくってあげる」ということです。

    分かりやすい例でいうと、企業や個人のホームページを代わりにつくります。

    また、洋服を売っているお店が「インターネット販売をして売り上げを上げたい!でも販売サイトなんて自分ではつくれない・・・」といったときに、代わりに販売サイトをつくってあげます。

    他にも、病院なんかだと看護師の勤怠はすごく特殊で管理が大変なので「もっと楽に勤怠を管理したい!」といったときに、その病院に代わって看護師向けの勤怠管理システムをつくります。

    その他、企業が業務の一部(あるいは全て)を自動化するためのシステムを代わりにつくることもよくあります。

    このように企業や個人が自分ではシステムをつくることができないといったときに、代わりにつくるということです。

    これらを行っている有名企業をいくつか紹介すると、富士通、日立製作所、NEC、野村総合研究所、などがあります。なお、お店や企業はこれらの大手企業に対してシステムをつくるようお願いしますが、依頼を受けた大手企業は、さらにそこから別の企業(主に中小企業)にシステムをつくるようお願いする(または一緒に作る)ケースが多くあります。

    また、「1.自社が販売(もしくは無料で提供)するシステムをつくる」企業が「2.他の企業が使用したり販売したりするシステムをつくる」を行っている場合もよくあります。大企業になると複数の事業を手がけることが多いですからね。先ほど挙げた有名企業なんかはほとんどそうですね。

    ちなみに、システムをつくることをシステムを開発する、と言います。そしてシステムを開発する会社のことをシステム開発会社と言います。

    システム開発業界の会社は日本だけでも1万社以上あるらしいです。(2019年3月時点)

  3. システムを動かすための環境を準備している

    これもイメージしずらいですね。

    先ほどの「2.他の企業が使用したり販売したりするシステムをつくる」で紹介した看護師向けの勤怠管理システムを例に説明します。

    この勤怠管理システムにはこんな特徴があるとします。
    • いつでもどこからでもパソコンやスマホを使って勤怠入力ができる
    • ブラウザ(Google Chrome や Internet Explorer など)からアクセスできる
    • 停電が起きてもパソコンやスマホさえ生きていればいつでもアクセスできる
    これを実現するために、まずはシステム本体を動かすためのパソコンを選んだり、さまざまな設定が必要となります。

    パソコンといっても実はたくさんの種類があります。通常、システム本体を動かすためのパソコンは、あなたが普段使っているパソコンより数倍~数十倍もスペックが高いものを選ぶ必要があります。システムを動かすためにはたくさん処理する必要があるからですね。しかし、スペックが高くなればなるほど高額(何十万円~数百万円)になるため、そのシステムに必要な最低限のスペックを見極めて出来るだけコストを抑える、といったことをします。

    ちなみに、このようなシステム本体を動かすためのパソコンのことを、サーバーを呼びます。

    また、どこからでもパソコンやスマホを使ってアクセスするためにはネットワークの組み立てや設定が必要となります。

    現在ではインターネットが使えない家庭や企業はないのでは?と思えるほどネットワークが繋がっていて非常に便利な世の中ですが、裏を返せばネットワークが繋がっているということは、それだけ情報が盗まれる危険性があるということでもあります。

    これを防ぐためにセキュリティレベルの高いネットワークの組み立てや設定を行ったりします。

    あとは、停電が起きても自動で補助電源に切り替わる設定を行ったりもします。

    まとめると、「3.システムを動かすための環境を準備している」では、
    • システム本体を動かすためのパソコンを選んだり設定を行う
    • セキュリティレベルの高いネットワークの組み立てや設定を行う
    • 停電が起きても自動で補助電源に切り替わる設定を行う
    といったことをしています。

    これはほんのごく一例で、他にもまだまだありますが挙げるとキリがないのでこの辺にしておきます。興味のある方は「インフラ構築とは」で検索してみるといいですね。

    ちなみに「インフラ=基盤」という意味で、システムを動かすための基盤を組み立てる、という意味です。基盤と言われても、なかなかピンとこないと思ったのでここでは環境と表現しています。

    ここでは、システムを動かすためのパソコン選びや安全に動かすための環境を組み立てていくんだな、といったイメージができればOKです。

  4. パソコンや周辺機器などの製品を造っている

    これはイメージしやすいですね。

    パソコンやキーボード・マウスなどの周辺機器、メモリ・ハードディスクといったパソコンの部品を造ったり販売したりしている、ということです。

    アップルやDELL(デル)、レノボなどのパソコンメーカーがそうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。IT業界がどんなことをしているのか少しずつイメージが湧いてきたのではないでしょうか。

次回は「IT業界にはどんな職種があるの?」をテーマに情報をシェアしていきます。今回の記事とあわせて読むことで、IT業界についてのイメージがより鮮明になることは間違いないので是非チェックしてみてくださいね。

あなたがもしこれからIT業界への転職や就職を考えているのなら、この記事が少しでもあなたの役に立つと幸いです。


このブログでは、IT業界のあれこれについて、未経験の方や経験はあるけどまだよく分からないといった方にも理解していただき、確実にスキルアップしていただく、を目的としています。

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